臨床工学技術課
臨床工学技術課のご案内
臨床工学技士はME(Medical Engineer)やCE(Clinical Engineer)と呼ばれ、医師の指示の下に、血液浄化装置・人工呼吸器等の生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。
当課では、様々な医療機器の管理を通して清潔かつ安全な医療を提供しています。また、日々進歩する医療機器の情報や取り扱い等を、学習会の開催などを通して他の職種と共有することで、医療安全の向上に努めています。
業務紹介
血液浄化部門
透析センターにて臨床工学技士2~4名を配置し、医師や看護師と連携して連日31床2クールでの治療を行い、血漿交換療法・腹水濾過濃縮再静注法・持続緩徐式血液濾過法・血液吸着療法など様々な治療に携わっています。
また、透析装置保守点検管理を行い安全な透析機器の提供を担っています。
医療機器保守管理部門
輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、除細動器、自動体外式除細動器(AED)、閉鎖式保育器、生体情報モニター等の保守点検による安全な医療機器の提供を担っており、貸借や修理、トラブル時の対応も行います。
手術室部門
内視鏡手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)の準備から終了までの管理やトラブル時の対応を行っています。
心臓カテーテル部門
狭心症、心筋梗塞などの循環器の疾患では、心臓カテーテルによる検査や治療を行います。当院では、医師・看護師・放射線技師・臨床検査技師とともに臨床工学技士がチームを結成し、補助循環装置をはじめとした緊急時の医療機器操作に力を発揮します。