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病院について

厚生労働大臣が定める掲示事項(令和7年6月1日更新)

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料について

(1)一般病棟入院基本料 急性期一般入院料1
(2)地域包括ケア病棟入院料2
(3)緩和ケア病棟入院料2

 当院は、一般病棟は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置しております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
 地域包括ケア病棟では、入院患者13人に対して1人以上の看護職員を配置し、入退院支援及び地域連携業務を担う部門の看護師及び社会福祉士が支援にあたるほか、病棟には専従の理学療法士を配置しております。
 緩和ケア病棟では、病棟内に緩和ケアを担当する常勤の医師を1名以上配置し、夜間においても看護師を2人以上配置しております。

 なお、病棟、時間帯、休日等で看護職員の配置が異なりますので、実際の看護配置につきましては、各病棟に掲示しておりますので、ご参照ください。

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について

 当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。

DPC対象病院について

 当院は、DPC(包括医療制度)対象病院の告示を受けて、「DPC(診断群分類包括評価)」による入院医療費を計算しております。なお、医療機関別係数は以下のとおりです。  

※医療機関別係数1.5083
(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3854+機能評価係数Ⅱ0.0536+救急補正係数0.0242)

明細書の発行体制について

 当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
 また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。
 なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への交付も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にて、その旨をお申し出ください。

関東信越厚生局への届出事項

 当院は、関東信越厚生局長に下記の届出を行っています。

(1)入院時食事療養及び入院時生活療養について
 当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士の管理のもとに、適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。

(2)基本診療料及び特掲診療料の施設基準等に係る届出

  PDF(施設基準届出状況一覧)参照

保険外負担に関する事項について

 当院では、特別療養室(個室)使用料、診断書・証明書などにつきまして、その利用に応じた実費の負担をお願いしております。

(1)特別の療養環境の提供
 特別療養環境室の区分一覧
区分 病棟 料金(1日につき)
特別室A 3号館 25,300円
特別室B 1号館 12,650円
2号館 12,650円
3号館 15,400円
特別室 緩和ケア病棟 12,650円
個室 1号館 9,900円
2号館 9,900円
3号館 12,650円
緩和ケア病棟 7,700円
2人室 1号館 3,850円
4,400円
4人室 2号館 1,320円

(2)診断書・証明書、その他保険外負担に係る費用
 ①診断書・証明書等
診断書・証明書等 税込価格
診断書・証明書等 3,300円
生命保険・損害保険診断書
・証明書等
5,500円
特定疾患臨床調査個人票
・小児慢性特定疾患医療意見書
3,300円
年金診断書障害用・障害診断書 7,700円
自動車損害賠償責任保険
・診断書
7,700円
自動車損害賠償責任保険
・後遺障害診断書
11,000円
身体障害者診断書 7,700円
主治医・医師意見書 3,300円
出生証明書 3,300円
妊娠証明書 2,200円
出産手当金請求書 2,200円
支払証明書 550円

 

②その他
セカンドオピニオン(税込価格)
相談料金は、基本料30分11,000円、以降、30分毎に5,500円を加算。

PDF(自費負担となるサービスの提供について)参照

 当院では、消費税を外税方式で計算しています。端数の処理により、個別の表示価格の合計金額と、実際の請求金額との間に差異が発生する場合があります。ご了承願います。


(3)初診及び再診、入院期間が180日を超える入院に係る選定療養費について
 他の保険医療機関等からの紹介なしに当院に直接来院された患者さんについては、保険による一部負担金とは別に選定療養費として初診に係る費用7,700円(税込)、再診の場合3,300円(税込)をいただいております。ただし、緊急その他やむを得ない事情により、紹介を受けずに来院した場合はこの限りではありません。
 また、180日を超えて入院されている患者さんの入院料については、一部の方を除き、保険による一部負担とは別に1日につき2,785円(税込)をいただいております。
 不明な点等あれば、窓口でお尋ねください。

栄養サポートチームによる診療について

 当院では、入院されている患者さんに対し、管理栄養士をはじめ、医師、薬剤師、看護師、その他の医療従事者が共同して栄養管理を行っています。
 栄養面でサポートが必要であると客観的に判断された場合、栄養管理に関わる専門的知識を有した多職種からなる、「栄養サポートチーム」が栄養状態の改善又はその維持をめざします。

医療DX推進体制整備加算

 当院では、医療 DX を通じた質の高い診療の提供に取り組んでおります。

  • オンライン請求を行っております。
  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
  • マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。

患者相談窓口について

 当院では、「患者支援センター」を設置し、患者さんからの疾病に関する医学的な質問をはじめ生活上及び入院上の不安等、様々な相談に対応する窓口として相談を受け付けています。ご相談の方は、お気軽に「患者支援センター」へおいでください。

院内トリアージの実施について

 当院では、院内トリアージを実施しています。外来や救急外来を受診された患者さんに対して、まず、看護師が病状をお聞きし、基準に従って緊急度を判断し、緊急度の高い順に診療を行います。
 このため、診察する順番が、来院された順番と異なる場合があります。また、重症で緊急の治療を要する患者が続く場合等は、診察まで長くお待たせすることがあります。
 院内トリアージの実施について、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

外来化学療法に係る対応について

 当院では、専任の医師、看護師又は薬剤師を常時1人以上配置して、患者さんからの電話等での緊急の相談に24時間対応できるような体制を整備しております。
 また、急変時等の緊急時に当該患者さんが入院できる体制の確保を行っています。
 なお、当院では、事前に実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価、承認する委員会を定期的に開催しており、化学療法で投与する薬剤は、当院の専門委員会で審査承認されたものを使用しております。

手術実施件数について



PDF(手術実施件数について)参照

術後疼痛管理チームについて

 当院では、麻酔科医・薬剤師・看護師により構成された「術後疼痛管理チーム」による診療を実施しています。
 回診では、主治医と相談のうえ、手術後の患者さんの痛みや吐き気の対策を行います。
 手術後に「痛い」・「気持ち悪い」等の症状があった際には「術後疼痛管理チーム」がサポートさせていただきますので、主治医もしくは看護師にご相談ください。

医療安全活動への取り組みについて

 当院は安全で質の高い医療を提供するために、医療安全管理指針を定め、患者さんが安心して安全な医療が受けられるように、全職員を挙げて取り組んでおります。
 職員一人一人が研修・教育などを受け医療安全の意識を深めるとともに、病院全体で安全管理に関する組織体制の確立を目指しております。具体的取組としては、医療安全推進室を設置して事故防止、安全な医療確保に努め、患者支援センターにおいて相談窓口も設置し、患者さんにもご利用いただけるようにしております。


〇医療安全推進室

 医療安全推進室は、患者支援センターと連携・協力して医療の質と安全性の向上を目指して取り組んでいます。医療安全に関する情報収集や職員による医療事故防止対策の実施を支援しています。
 安全な医療を受けていただくためには、患者さん自身の参加が必要です。医療安全活動へのご理解、ご参加をお願いいたします。

院内感染対策への取り組みについて

 当院では、適切かつ安全で質の高い医療環境を提供するため、医療関連感染防止及び感染制御の対策に実践的に取り組んでいます。

入退院支援について

 入退院支援部門や各病棟には、退院支援及び地域連携を専門に行う看護師または社会福祉士を配置しております。患者さんが治療を受けた後、安心して地域での生活や療養に移行できるよう支援いたします。
 各病棟に担当名を掲示しておりますので、ご参照ください。

後発医薬品の使用について

 当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を積極的に推進しております。


〇後発医薬品(ジェネリック医薬品)

 ジェネリック医薬品は、これまで効き目と安全性が実証されてきたお薬と同等と確認されたうえで、製造販売が許可されています。新しい医薬品は開発に長い時間と多くの費用がかかりますが、ジェネリック医薬品は開発期間が短くて済むので、その分価格が安くなります。また、カプセル・錠剤・点眼剤など形態も豊富です。

 現在、医薬品メーカーの不備等により一部の医薬品について全国的に供給不安定な状況が続いています。
 当院では医薬品の供給不足が発生した場合に、処方変更等に関して適切な対応が出来る体制を整備しております。

  • 代替薬の迅速な手配
  • 採用薬の変更を薬事審査委員会で検討
  • 適応や治療計画等を慎重に検討し処方内容を変更

 状況によっては患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。
 処方内容に変更が生じる場合にはご説明させていただきます。

バイオ後発品(バイオシミラー)の使用促進について

 厚生労働省のバイオ後発品の使用促進の方針に従って、当院でもバイオ後発品の使用に積極的に取り組んでいます。

 当院のバイオ後発品の採用に当たっては、品質確保・安全性に関する十分な情報提供・安定供給等、当院の定める条件を満たし、有効かつ安全な製品の採用を原則としております。


〇バイオ後発品(バイオシミラー)

 バイオ後発品(バイオシミラー)とは、バイオテクノロジーを応用して製造されたタンパク質由来の医薬品の後発品です。
 バイオ医薬品は構造が複雑なため、製造工程の違い等の影響を受けやすく、先発バイオ医薬品と完全な同一品を製造することは困難です
 バイオ後発品は構造にわずかな違いがあっても、新薬に準ずる様々な試験(品質・薬理・毒性・臨床試験など)の結果、先発バイオ医薬品と品質・効果・安全性が「同等」であることが承認された医薬品です。
 バイオ後発品は一般的に開発費が安く抑えられることから、先発バイオ医薬品に比べて薬価が安くなっています。

 

 現在、医薬品メーカーの不備等により一部の医薬品について全国的に供給不安定な状況が続いています。
 当院では医薬品の供給不足が発生した場合に、処方変更等に関して適切な対応が出来る体制を整備しておりますが、状況によっては患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。
 処方内容に変更が生じる場合にはご説明させていただきます。

ハイリスク分娩管理加算・ハイリスク妊産婦共同管理料について

年間分娩数 269件(令和6年1月から12月)
産婦人科医師数 10名(令和7年4月1日現在)
助産師数 23名(令和7年4月1日現在)

 当院の医師と他の医療機関の医師が共同でハイリスク妊産婦の診療に当たった場合は、「ハイリスク妊産婦共同管理料」を算定しています。


〇茨城県地域周産期母子医療センター

 当院は、県から県北・県央区域の地域周産期母子医療センターとして指定されており、総合周産期医療センター(筑波大学附属病院、水戸済生会病院、茨城県立こども病院、土浦協同病院)と、同一区域内の地域周産期母子医療センター(日立総合病院)や周産期救急協力病院(石渡産婦人科病院、江幡産婦人科・内科病院)とともに、地域の産婦人科・産科医療機関の医師と協力して周産期医療の提供を行っています。

 ※茨城県では、県内を3つの区域(県央・県北、県南東、県南西)に分けて周産期医療体制の整備を推進しています。

下肢末梢動脈疾患の治療について

 当院では、下肢末梢動脈疾患の治療に関して、当院の下記診療科で専門的な治療を行っております。

  • 循環器内科
  • 外科
  • 整形外科
  • 皮膚科
  • 形成外科

緊急整復固定加算・緊急挿入加算について

 当院では、75歳以上の大腿骨近位部骨折患者に対し、適切な周術期の管理を行い、骨折後48時間以内に骨折部位の整復固定を行った場合に、「緊急整復固定加算・緊急挿入加算」を算定しています。

  • 当院での大腿骨近位部骨折後48時間以内の手術実績  100件(令和6年1月から12月)