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診療科・部門

泌尿器科

泌尿器科のご案内

泌尿器科ロボット支援手術500件突破(2022/1/28時点)

  • ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術 515例
  • ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術 26例
  • ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術 7例

da Vinci サージカルシステムの利便性と安全性によってロボット支援手術は年々増加し適応も拡大しています。現在、第4世代のda Vinci Xiが発売されており、当院でもda Vinci Xiを採用し手術を行っています。
泌尿器科領域においては2012(平成24)年に前立腺全摘除術、2016(平成28)年に腎部分切除術、2018(平成30)年に膀胱全摘除術が保険収載されました。
当院当科は、県央地域で最も早い2013(平成25)年9月からロボット支援腹腔鏡下前立腺摘除手術を開始しました。

泌尿器科疾患は腎、尿管、膀胱、尿道といった尿を排泄する尿路システムと男性の精巣、精巣上体、精管、前立腺の生殖器に分かれます。
それぞれの場所で、感染症、奇形、腫瘍(良性、悪性)、炎症疾患、結石疾患など幅広い疾患が対象となります。
検診で尿潜血が指摘された場合や、痛みを伴う症状などがある場合は、お早めにご相談ください。

主な泌尿器疾患

悪性腫瘍

前立腺がん

日本人男性で最も多い疾患といえます。血液検査値(PSA)が上昇して発見されることが多く、現在では多くが早期がんで見つかります。早期がんであれば手術(ロボット)、放射線治療(外照射、小線源)、内分泌治療、経過観察などから治療方法を選びます。転移のある進行がんは、内分泌治療が中心となります。

→ 前立腺がんについて

→ ロボット手術について

膀胱がん

肉眼で見える血尿を契機に発見されることが多いです。内視鏡を膀胱に入れて観察することで、多くは診断がつきます。早期がんは内視鏡的手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)で治療します。進行がんの場合は、膀胱全摘手術をし、尿の通り道を別に作る(尿路変更術)必要があります。また、抗がん剤を併用することもあります。

→ 膀胱がんについて

腎盂がん、尿管がん

肉眼で見える血尿を契機に発見されることが多いです。内視鏡を膀胱に入れ観察することで多くは診断がつきます。早期がんは内視鏡的手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)で治療します。進行がんの場合は、膀胱全摘手術をし、尿の通り道を別に作る(尿路変更術)必要があります。また、抗がん剤を併用することもあります。

→ 腎盂がん、尿管がんについて

腎がん

肉眼的血尿で見つかることもありますが、多くは人間ドックや検診などで実施する超音波やCT検査で偶然見つかることが多くなりました。従って、早期で小さいサイズで見つかることも多くなり、その場合は、悪い部分だけ切除する腎部分切除術(ロボット手術あり)が実施されます。大きく浸潤している場合は片方の腎を全部摘除します。腎がんも進行性であれば肺や肝臓などに転移します。現在は、優れた分子標的薬があり、従来得られなかった効果が得られることがあります。

→ 腎がんについて

尿路結石

腎臓でできた結石が尿管をふさぐと、尿が腎臓(腎盂という場所)にたまり腫れます。このことで激痛が生じます。多くが救急車を呼びたくなるほどの痛みです。

対症療法として強い鎮痛剤を使いますが、自然に出そうもない(5mmあるいは10mm以上の大きさ)結石に対しては体の外から衝撃波を当てて壊す体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や、麻酔下に細い内視鏡を尿管に入れ、直接、結石を見ながらレーザーなどを使い壊す治療を実施します。結石には成分の違いがあり(シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、シスチン、尿酸など)、それぞれの成分に基づいて予防方法を考えます。

→ 尿路結石について

前立腺肥大症

高齢男性に多く見られる疾患です。尿道を取り囲む前立腺が年齢とともに大きくなり、尿道を圧迫することで尿の勢いが弱くなります。そうすると出切らない尿が膀胱に残ります(残尿)。残尿が多くなると実際の膀胱の大きさが小さくなるのと同じになり、頻尿になります。典型的には夜中2−3回トイレに起き、昼間も多くなります。

また、尿がしたくなるとトイレまで間に合わない感じ(尿意切迫)になり、実際間に合わなくて漏れたりします。診断は症状と尿の勢いの検査(尿流検査)、残尿検査、超音波による前立腺の大きさの検査でわかります。

現在は多くの良い薬があり、薬で尿道を開きやすくすることで尿の勢いが良くなり、その結果残尿が減り、夜間の頻尿が改善します。薬でも改善しなかったり、最初からひどい症状の場合は希望にもよりますが、手術で腫れた前立腺をくり抜きます。現在はレーザーなどで出血がない手術が中心で、手術後は尿の勢いが若返り喜ばれる方が多いです。手術はホルミウム・ヤグレーザーによる経尿道的核出術(HoLEP)を標準術式としています。また、前立腺吊り上げ術も実施しています。

→ 前立腺肥大症について

下部尿路症状(過活動膀胱、尿失禁、夜間頻尿、排尿障害など)

高齢化が著しい日本において、下部尿路症状を訴える患者数は増加しています。実際に男性は前立腺疾患を中心とした患者さん、女性は過活動膀胱を中心とした患者さんが多く受診されます。今後も治療を要する患者数は増加することが予想されます。近年の下部尿路症状、特に過活動膀胱に対する薬物療法の進歩によって、選択できる薬剤も増えています。

一方で、内服治療による改善が乏しい場合も多く、3か月程度続けても症状改善が得られない場合は、難治性過活動膀胱と診断されます。

難治性過活動膀胱に対する新しい治療法として、仙骨神経刺激療法(SNM)(2017年保険収載)とボトックス膀胱壁内注入療法(2020年保険収載)があります。当院でも、ボトックス膀胱壁内注入療法を開始しています。今後仙骨神経刺激療法も開始予定です。

→ 下部尿路症状について

ストーマ外来について

木曜日(不定期)に、看護専門外来「ストーマ外来」を実施しています。通常の医師の診察とは異なり、皮膚・排泄ケアの専門資格を持つ認定看護師が担当します。

完全予約制で、お電話での予約も可能です(029-221-5177)。当院ストーマ外来を受診したことがある方は、予約受付に、初めて受診される方は、泌尿器科外来にお問い合わせください。他院からの方は、できれば、現在かかっているお医者様からの「診療情報提供書」をお持ちください。

その他、ストーマケアに関するお問い合わせ・ご相談等には、皮膚・排泄ケア認定看護師が対応できます。

結石破砕装置による治療

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は、体外からの衝撃波で体内の結石を破壊する結石治療法です。本法の導入によりごく特殊な場合以外、開腹手術は今日では殆ど行われなくなりました。

シーメンス社製のリソスター・マルチラインという機種で、本機によるESWLとHo:YAGレーザーによる内視鏡的結石破砕術との併用により現在では、腎・尿管・膀胱など全結石がほぼ治療可能となりました。

外来診療担当医

泌尿器科担当医一覧

野澤 英雄のざわ えいゆう

副院長
第一泌尿器科部長

専門分野

尿路性器腫瘍学、男性不妊症、性機能障害

認定医・専門医等、資格

  • 日本泌尿器科学会指導医・専門医
  • 日本東洋医学会漢方専門医
  • 日本性機能学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 泌尿器ロボット支援手術プロクター認定(手術指導医)
  • 泌尿器腹腔鏡技術認定制度認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)
露崎 康一つゆざき こういち

第二泌尿器科部長

専門分野

泌尿器科一般

認定医・専門医等、資格

  • 日本泌尿器科学会指導医・専門医
腰塚 俊吾こしづか しゅんご

医師

専門分野

泌尿器科一般

山賀 和明やまが かずあき

医師

専門分野

泌尿器科一般

大川 瑞穂おおかわ みずほ

非常勤

専門分野

泌尿器科一般