令和2年度 水戸赤十字病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 234 103 157 329 536 674 899 1350 785 162
令和2年度中に当院を退院した患者様を年齢階級別に集計したものです。
20歳未満の割合は「6.44%」、20歳以上60歳未満の割合は「32.43%」、60歳以上70歳未満は「17.19%」、70歳以上の割合は「43.93%」となっております。
当院では小児の入院医療から複数疾患を合併する高齢者の入院医療まで、幅広く対応しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 103 6.64 6.02 0.00 61.51
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 79 9.38 10.30 0.00 62.23
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 64 2.00 4.15 0.00 60.27
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 49 15.20 16.19 2.04 66.67
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 46 17.17 19.04 4.35 73.28
乳癌の手術・抗癌剤治療が多くなっており、乳癌の手術は癌の範囲により温存手術や全摘手術等、適応に合わせて行っています。
乳癌の他に胃、大腸、胆のう等の手術も多くなっております。
その他消化器癌に対する抗がん剤治療を行っております。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 113 6.04 6.10 0.00 44.42
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 108 6.67 4.34 0.00 58.47
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 106 6.10 6.16 0.00 42.49
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 75 2.92 4.44 0.00 63.55
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 48 9.08 9.57 0.00 45.19
子宮癌・卵巣癌に対する抗癌剤治療を多く行っており、また子宮・卵巣の手術症例も多くなっております。
良性子宮疾患や子宮体癌は適応に合わせロボット支援手術(ダヴィンチ)を選択することができます。
当院では産科・婦人科系の幅広い診療を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 141 2.82 2.54 0.00 72.09
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 117 8.94 7.13 0.00 73.84
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 83 5.96 5.67 0.00 62.30
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 60 15.22 11.89 0.00 68.68
11012xxx04xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 54 2.00 2.66 0.00 58.57
前立腺癌疑いに対する前立腺生検の症例が最も多く、当院では1泊2日の入院で行っております。
また、前立腺癌、膀胱癌、腎癌等に対して幅広い癌治療を行っています。中でも前立腺癌はロボット支援手術(ダヴィンチ)を中心に、症例を合わせた最適な方法を選択することができます。
尿路結石症に対しては腎・尿管・膀胱の各部位における結石の状況に応じて、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を行っています。体外衝撃波腎・尿管結石破砕術は体外からの衝撃波で体内の結石を破壊する結石治療法です。麻酔なしで行うことができ、当院では1泊2日の入院で行っています。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070470xx99x5xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 5あり 126 2.00 2.62 0.00 67.37
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等 102 2.89 2.66 0.00 65.75
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 34 6.53 3.39 0.00 70.29
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 22 29.18 18.61 0.00 73.64
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 18 3.89 3.26 0.00 73.78
最も多いのは、関節リウマチに対する薬物療法(レミケード)で、当院では1泊2日の入院で行っています。
その他、肺炎の抗生剤治療、狭心症の手術や心臓カテーテル検査、膠原病疾患に対する治療、肺の組織を採取して病理学的に検査を行う肺生検法等行っております。
大腸ポリープの手術や睡眠時無呼吸症候群の検査も多く実施しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 52 46.08 25.09 9.62 81.33
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 28 32.86 17.59 0.00 60.11
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 22 48.82 18.81 4.55 80.73
160720xx97xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 その他の手術あり 16 8.19 6.58 0.00 27.81
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 13 10.08 5.18 0.00 54.54
最も多い症例は肩腱板損傷の手術症例であり、次いで大腿骨骨折の手術症例が多くなっております。
肩の関節唇損傷、腱板損傷の手術症例では体への負担が少ない関節鏡下での手術を行っています。また、他医療圏(遠方)からも手術を目的とした紹介を受けています。
大腿骨骨折は高齢者に多い疾患で、手術後はリハビリを目的とした医療機関への転院があります。
当院では手術後、早期にリハビリを開始し地域包括ケア病棟にて、在宅復帰に向けた支援をさせていただいております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 6.20 6.46 0.00 5.78
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 11.11 5.86 0.00 6.75
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 15 5.07 5.63 0.00 3.93
030270xxxxxxxx 上気道炎 11 6.82 4.85 0.00 3.00
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 10 7.20 6.47 0.00 1.20
気管支炎、胃腸炎、喘息、肺炎等、当院ではかかりつけ医からの紹介はもちろん、水戸市休日夜間診療所の二次当番日においては紹介のあった患者様の入院対応を行っております。地域における小児入院管理ができる医療機関として、役割を果たしてまいります。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080180xx99xxxx 母斑、母斑症 手術なし 24 3.33 4.11 0.00 4.29
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 12 3.42 6.27 0.00 12.75
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし - - 4.76 - -
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし - - 5.39 - -
070395xx971xxx 壊死性筋膜炎 手術あり 手術・処置等1 あり - - 60.73 - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
最も多い症例は太田母斑等に対する皮膚レーザー治療です。当院では小児から大人まで症例があり、2泊3日の入院で行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 22 16.36 12.87 0.00 69.95
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 13 8.08 9.12 0.00 67.23
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - 3.38 - -
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし - - 3.33 - -
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし - - 28.91 - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
蜂窩織炎とは皮膚組織に炎症が広がる細菌感染症で、下肢に最も多く発症し、治療は抗生剤の点滴が主となります。
また、帯状疱疹は抗ウイルス薬の点滴が主となっています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 15.64 - -
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり - - 16.95 - -
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 18.20 - -
010170xx99x00x 基底核等の変性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 14.56 - -
010190xxxxx0xx 遺伝性運動失調症 手術・処置等2 なし - - 13.55 - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
脳梗塞を発症した際に脳保護薬(エダラボン)を投与する症例が多くなっています。
また、脊髄小脳変性症やパーキンソン病等の難病に対する治療も行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.68 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 8.18 - -
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 12.04 - -
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 18.86 - -
010010xx9900xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 11.50 - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
最も多い症例は慢性硬膜下血腫となっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 - - 2.76 - -
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1 なし - - 4.88 - -
020230xx97x1xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 あり - - 4.59 - -
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - 3.22 - -
- - - - - - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
当院では白内障に対する手術治療を行っているほか、斜視、眼瞼内反症、眼瞼下垂等に対する手術を行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 45 14 11 - - 29 1 8
大腸癌 17 32 47 68 14 88 1 8,7
乳癌 104 97 35 17 - 32 1 8
肺癌 - - - 15 - 25 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
癌診療における5つの代表的な疾患の指標です。
初めての治療時(初発)の癌の進行度と再発で治療を受けた患者数です。
当院では胃癌、大腸癌、乳癌の症例が多く、治療方針の選択肢として手術、放射線治療、化学療法等があります。
Stageとは癌がどれくらい進行しているかという進行度合を意味しています。
また、緩和ケア病棟を有しており、癌の診断・治療から末期のケアまで一貫した医療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 30 25.33 78.40
重症 11 23.82 81.82
超重症 - - -
不明 - - -
肺炎の重症度を判定するものとしてA-DROPスコアがあります。スコア0は軽症、スコア1~2が中等症、スコア3は重症、スコア4~5は超重症として治療環境を判断します。 高齢になるほど重症度が高くなり、入院日数も長くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 38 37.58 76.71 30.00
その他 - - - -
当院では脳梗塞と診断される患者様の多くが、発症後3日以内に救急搬送や直接来院されています。
急性期治療後「30.00%」がリハビリ病院等に転院されています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 101 1.22 4.45 0.00 61.65
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 54 1.89 5.46 0.00 59.87
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 48 1.38 6.54 0.00 63.69
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 42 3.57 8.79 0.00 66.14
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 30 1.20 2.97 0.00 78.37
乳癌の手術が最も多くなっています。乳癌の手術は癌の範囲により温存手術や全摘手術等、適応に合わせて行っています。
胆嚢疾患、結腸癌の手術の多くは腹腔鏡下で行っております。
その他、消化器系の癌に対する手術も多く実施しております。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 138 0.98 4.16 0.00 41.89
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等 90 1.16 4.66 0.00 47.62
K877 子宮全摘術 45 1.04 7.13 0.00 51.76
K867 子宮頸部(腟部)切除術 40 1.00 1.00 0.00 45.23
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 37 6.00 16.62 0.00 57.57
卵巣腫瘍を摘出する手術は、腹腔鏡下で行う症例が多くなっています。
子宮全摘術は、子宮筋腫や子宮腺筋症(内膜症)に対する手術です。
良性子宮疾患や子宮体癌は適応に合わせ、腹腔鏡下またはダヴィンチ(ロボット支援)を選択することができます。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 118 1.46 6.58 0.00 73.90
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 85 1.40 4.08 0.00 61.92
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 60 2.62 11.60 0.00 68.68
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 56 0.00 1.00 0.00 57.82
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 等 40 1.30 6.60 0.00 73.93
膀胱癌に対する手術症例が最も多くなっております。
その他、尿路結石症や前立腺癌、前立腺肥大症に対する手術症例も多い傾向にあります。
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術は体外からの衝撃波で体内の結石を破壊する結石治療法です。麻酔なしで行うことができ、当院では1泊2日の入院で行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 39 1.56 39.62 7.69 77.59
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単) 32 1.38 33.19 0.00 62.66
K0821 人工関節置換術(肩) 等 32 2.16 39.06 0.00 73.72
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 30 4.37 47.80 13.33 80.00
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 20 2.90 29.50 0.00 58.60
人工骨頭挿入術(股)、骨折観血的手術(大腿)は、高齢者に多い大腿骨骨折に対する手術です。手術後はリハビリ目的に他院に転院する割合が多くなっています。当院では一般病棟で手術後早期にリハビリを開始し、地域包括ケア病棟で在宅復帰に向けた支援をさせて頂いております。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 91 0.69 2.32 0.00 65.96
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 15 2.53 2.80 0.00 75.80
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 14 0.00 2.36 0.00 67.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 11 5.64 9.36 0.00 75.55
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 - - - - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
内視鏡下で大腸ポリープを切除する手術が多くなっています。
経皮的冠動脈ステント留置術は、細いカテーテルを太ももの付け根の動脈などから冠動脈(心臓の動脈)まで挿入し、冠動脈の狭窄や閉塞してるところをバルーン(治療用の風船)、ステント(金属製の網目状のパイプ)を挿入し拡張する治療です。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(前腕) 等 - - - - -
K013-23 全層植皮術(100cm2以上200cm2未満) - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
皮膚、皮下腫瘍に対する手術症例が多くなっております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷などが原因で徐々に血腫が貯留してくる疾患です。慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術とは血腫を除去・洗浄し、術後に溜まってくる出血や洗浄液を外へ排出する手術です。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0131 分層植皮術(25cm2未満) - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K0132 分層植皮術(25cm2以上100cm2未満) - - - - -
K013-22 全層植皮術(25cm2以上100cm2未満) - - - - -
※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
皮膚の悪性腫瘍には悪性黒色腫、基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病などがあり、局所麻酔下で切除する手術が主体となっています。
主に外来で行っていますが、植皮術が必要な場合や安静が必要な場合等、状況に応じて入院にて経過をみさせていただく場合があります。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) - - - - -
K269 虹彩整復・瞳孔形成術 - - - - -
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※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
※特定入院料を算定している病棟(地域包括ケア病棟等)での入院データは含みません。
当院では白内障に対する手術治療を行っているほか、斜視、眼瞼内反症、眼瞼下垂等に対する手術を行っております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) - - - - -
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※患者数の-表示は、10症例未満の表示となります。
神経内科では誤嚥性肺炎やパーキンソン病の患者に対して胃瘻造設術を行うことが多くなっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 24 0.46
180010 敗血症 同一 - -
異なる 12 0.23
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 10 0.19
異なる - -
基礎疾患や手術等の合併症として、感染症の発生率を表したものです。
具体的には、「異なる」とされているものは、入院契機となった傷病名(肺炎や手術対象疾患)と医療資源を最も投入した傷病(敗血症や手術合併症)が異なることから、合併症の発生率を表したものです。
これらは重篤な疾患から移行したり、手術後に発生してしまうものですが、少しでも改善できるよう努めています。
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